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今日は朝から雨です。寒いです。
そろそろ梅雨かなー。
部屋で荷物整理をしていたら、使いかけのクロッキー帳が出てきました。
色鉛筆で描いた作品が何枚か。
そいえば、毎日1作品を目標にして絵を描こうとしてたときがありました。
案の定、途中で挫折してます・・・
せっかくなので色鉛筆を出してきて絵描き描き・・・
1時間ほど描いてこんなんなりました↓
(画像をクリックすると原寸大で見れます。そんなに大きいものではないんですよ♪)
何が描いてあるかわかりますか?わかりませんよね・・・
でも、そのとき目に入った景色を描いています。
机に座って自然な姿勢で見えてきた形を手がかりに
何も考えずに、ただ手が動くままに。
いろいろ考えてるとぜんぜん描けなくて、
描いている間の1時間ほどは頭をからっぽにします。
雑念を振り払うのは容易ではないけれど、
一度集中してしまえばいっきに描きあげてしまいます。
ちなみに描かれているものは、パソコンとマウス、テレビ、バッグ、洗剤のボトル、スティッチのぬいぐるみ・・・などなど・・・見つけてみてくださいね♪w
-具象と抽象について-
念のために言っておきますが、あたしは抽象系ではありません。
↑の絵はどっちかっていうと抽象系ですが、
専門の油彩は、またぜんぜん違った雰囲気の絵を描きます。
どちらかといえば具象です。
だけど、今の美術界では「具象」と「抽象」の境界線がわかりにくくなっていると思います。
個性をより強く求められる時代になり、
そのスタイルや分野、系統が細分化されているからですね。
そして抽象も具象表現の1つだと思うんです。
簡潔に言えば、具象は目に見えたものをそのまま描く。
抽象はほぼイメージの世界で、
何が描いてあるのかわからないことが多くて、なんとなく謙遜してしまいがち。
だけど抽象もある意味、「目に見えたもの」をそのまま描いてるんだと思うんです。
心の中のイメージを、心で見ている景色をキャンバスに描く。
心で「見えた」ものをそのまま描いている。
今日の作品は、そういう意味での「具象画」です。