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カメラはありのままを写すことができる不思議な箱
でもそれは間違いだった
私がカメラを持ったきっかけは、油絵を描くためにモチーフや景色の写真を撮り始めたこと。
写真で撮ってきたものを絵を描く資料にする。
写真を参考にして描いたとしても、キャンバスに広がる絵はまったくのイメージの世界、
頭の中で再構築された自分の中の世界。
絵は自分の好きなようにいくらでもいじれる。だけど写真はいつも「リアル」しか写さない。
写真がすべて。いつも正しい。真実。絵と写真は別。
そう思ってた。だけど違った。
写真は、目で見たままとまったく同じ色みを再現できるわけじゃない。
ピンボケだってする。ブレもある。
手前に焦点を合わせて、背景はぼかす・・・なんて人の目では不可能。
全てカメラ任せに撮っていたら、明るすぎたり暗かったりする。
だから使う人が、ちょっと手伝ってあげなくちゃいけない。
つまり「露出」。
それが写真表現のはじまり、すべて。
Black Box
暗い部屋のような箱に
ただ光を通す窓、小さな穴があいてるだけの
不器用でかわいいヤツ
HOLGA120GCFN/T88
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